通信教育と聞くと、独学が主となり、教授との接触も限られ、孤独感を感じる方も少なくないでしょう。しかし、近畿大学通信教育部はそんなイメージを覆す、学生のサポート体制とコミュニティ形成に力を入れています。この記事では、近畿大学通信教育部の全体像から学習支援、スクーリング、カリキュラムについて詳しく解説します。通信教育の利点を最大限に活かす近畿大学通信教育部の魅力とともに、一緒に見ていきましょう。
私は2015年10月に近畿大学通信教育部に入学し、
2019年9月に近畿大学通信教育部法学部法律学科を卒業しました。
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近畿大学通信教育部の全体像とスクーリングについて
近畿大学通信教育部は、”学びたい”という全ての人々の思いを可能にすることを目指し、柔軟な学びの環境を提供しています。それでは、その特性や評価について深掘りしていきましょう。
近畿大学通信教育部とは何か?
近畿大学通信教育部は、日本の大手私立大学である近畿大学が提供する通信教育プログラムの一部です。通常の大学のカリキュラムを時間や場所の制約を感じることなく学べるという点で、多くの学生にとって魅力的な選択肢となっています。
通信教育部では、各種の学部・学科が設けられ、幅広い専門知識を追求することができます。例えば、法学部法律学科や短期大学部商経科など、多様な学問領域で深い学びを体験することが可能です。
近畿大学通信教育部の特徴とその評価
近畿大学通信教育部は、学生の学習スタイルや生活スタイルに合わせた学習環境を提供することを特徴としています。これにより、学生は自分自身のペースで学びを進めることができ、自分だけの学習スケジュールを作成することが可能です。
近畿大学通信教育部の一つの特徴はスクーリングです。スクーリングは、対面式の授業を提供するもので、学生が教員と直接対話を持つ機会を提供します。この授業は全国各地で開催され、日程も様々なため、学生は自分の生活スタイルに合わせてスクーリングに参加することができます。
また、近畿大学通信教育部はe-ラーニングシステムを充実させており、通信教育の一部をインターネットを通じて行うことが可能です。これにより、自宅や勤務先、または移動中でも学習を続けることができます。
近畿大学通信教育部の評価は、一般的に高く、特に教員との直接対話を提供するスクーリングの機会が評価されています。また、学生たちは自分たちのペースで学べること、さらには場所を問わずに学習を続けることができるという点でも高く評価しています。これらの特性は、学生の生涯学習への意欲を高め、個々の学びの成功をサポートするものとなっています。
スクーリングの真実:近畿大学通信教育部(近大通信)
近畿大学通信教育部におけるスクーリングは、学生たちが一堂に会し、学びを深める重要な機会です。その概要、進行フロー、開催場所、単位取得方法、そしてスクーリングの有無が卒業にどう影響するかを具体的に見ていきましょう。
近畿大学通信教育部のスクーリングとは?
スクーリングとは、近畿大学通信教育部における対面授業のことを指します。スクーリングでは、学生が教員と直接対話を持つ機会を提供し、同じ学科の他の学生との交流の場を作ります。これは自己学習だけでは得られない、貴重な学びの機会を提供します。
スクーリングの種類
出典:近畿大学HP
近畿大学のスクーリングは夜間(春季、秋季)スクーリング、日曜スクーリング、土曜スクーリング、土・日曜スクーリング、夏季スクーリング、学外スクーリング、インターネットを利用したメディア授業など、我々学生が受験しやすいように様々な形で開催されています。卒業ゼミナールは宿泊のスクーリングになります。
卒業・資格までの学習量
出典:近畿大学HP
卒業までに必要な単位が、124単位のため1年間に約31単位とる必要があります。
法学部(1年入学)の場合、5科目学習するので2単位×5科目=10単位は面接授業で取得することになります。
全単位の3分の1程度は、スクーリングやメディア授業で単位取得する必要があるということです。
面接授業科目について
出典:近畿大学HP
面接授業科目は、スクーリングとメディア授業の2パターンで受講できます。
スクーリングの場合、講義を受講して最終日に単位修了試験を受験します。
単位修了試験の内容についても事前に講義の中で説明してくれますし、科目によってはテキストを持ち込みをしてもOKな場合もあるので、正しい態度や学習姿勢でスクーリングに臨んでいれば基本的に落ちることはないでしょう。
メディア授業の場合、講義を視聴し最終週にメディア単位修了試験を受験します。
こちらは、自宅等でメディア授業を受講しテストも自宅で受けますが自宅のためテキストや参考文献の持ち込みが可能なため、こちらもきちんと準備をしておけば問題ありません。
- メディア授業のスライドをスクリーンショットなどで保存しておくと、単位修了試験の際に役立ちます。
スクーリング学習の流れ
スクーリングの流れは次のとおりです。
出典:近畿大学HP
- スクーリングは科目選びが重要
- 慣れないうちは講義要項をよく確認して課題が明確な科目を選びましょう
スクーリングの雰囲気と授業形態
出典:近畿大学HP
私の場合は土・日曜スクーリングを近畿大学の東大阪キャンパスで受講しました。
初めてのスクーリングに参加したときは少し緊張しましたが、これも回数を重ねるごとに慣れていきました。
私が受講した授業は一方的に先生の講義を聞くスタイルの授業が8割程度、残り2割は課題に対する回答を授業内で発表、またはグループでディスカッションしたりする授業でした。
このように多くは講義を聞き、最終日の試験に合格する事で単位を得られるスタイルですので、予習、復習や課題に取り組む負荷はそこまで多くありません。
やはり社会人にとっては仕事の時間をやりくりして授業に参加する時間を捻出する事が一番のハードルかと思いますが、繰り返しになりますがこの点はなんとか調整して授業に参加する事が必要になります。
スクーリングのメリット
スクーリングのメリットは、直接講義を受けられるため通信授業科目よりわかりやすい点です。
また、通信制大学には幅広い年代層の学生がいるためさまざまな職業や境遇の方がおり、そういった方とグループワークや発表などで意見を聞くことができるのも新しい学びや発見があるため、大変勉強になりました。
スクーリングのデメリット
スクーリングのデメリットとしては、一定数騒がしい学生がいる点です。
通信制大学には入学試験がないためある程度は仕方ないところもありますが、騒がしい学生が一定数います。
ですが、あまりに騒がしい場合は先生が注意してくださるためそこまで神経質になる必要はありません。
また3年次や4年次のスクーリングなど、一定期間学習されている人が多いスクーリングではあまり騒がしい人がいない印象でしたので、騒がしい学生で学習意欲がない人は単位を取得できずに消えていくので気にしなくていいでしょう。
本学スクーリングと地方スクーリングの違い
近畿大学通信教育部では、本学スクーリングと地方スクーリングの二つの形式があります。本学スクーリングは、近畿大学のキャンパスで開催されるもので、地方スクーリングは全国各地の施設で開催されます。どちらも同じ内容の授業が提供され、学生は自分のライフスタイルや地理的な条件に合わせて参加する形式を選べます。
近畿大学通信教育部:スクーリングの開催場所
近畿大学通信教育部のスクーリングは、近畿大学のキャンパスを含む全国各地の施設で開催されます。これにより、多くの学生が通学が難しい地域からでも参加することが可能になっています。
近畿大学通信教育部におけるスクーリングの単位取得方法
スクーリングの単位取得には、スクーリングに参加し、必要な課題を提出し、評価されることが必要です。評価基準は授業によって異なることがありますが、通常、学生の理解度、参加度、課題の完成度が考慮されます。
近畿大学通信教育部はスクーリング無しで卒業可能?
近畿大学通信教育部は、スクーリングが必須の一部の科目(卒業ゼミナール)を除き、基本的にはスクーリング無しで卒業することも可能です。しかし、スクーリングは学生にとって貴重な学びの場であり、他の学生や教員との対話を通じて深い理解を得ることができます。そのため、可能であれば参加を検討することをお勧めします。
近畿大学通信教育部(近大通信)のスクーリングおよびカリキュラム
近畿大学通信教育部では、豊富な開講科目とその特性、外国語科目、専門科目I・II、そして短期大学部商経科など、多彩なカリキュラムが提供されています。それぞれについて具体的に見ていきましょう。
近畿大学通信教育部:開講科目とその特性
近畿大学通信教育部では、各学部によって多彩な開講科目が設けられています。また、専門科目では、各学部・学科が持つ専門的な知識や技術を深めることができます。それぞれの科目は、通信教育ならではの柔軟な学習スタイルを活かし、生涯学習を支える充実した内容となっています。
近畿大学通信教育部:外国語科目、専門科目I、専門科目IIの内容
外国語科目では、英語をはじめとする多彩な言語を学ぶことができます。これらの科目では、基本的な語彙や文法の学習から、実際の会話力を育むための教育までが行われています。また、専門科目I、IIでは、専門的な知識や技術を深める科目が設けられています。これらの科目は、各学部・学科が持つ特性に応じて設計されており、自分の専門性を高めるための重要な学びの場となっています。
近畿大学通信教育部部短期大学部商経科の紹介
近畿大学通信教育部部短期大学部商経科は、商業と経済の両分野にわたる包括的な学びを提供しています。具体的には、経済理論、マーケティング、会計、経営などの専門知識を学びながら、それらを実際のビジネスシーンにどのように活用するかを学ぶことができます。また、全ての学生に対し、ビジネスに必要な実践的なスキルと広範な視野を育むための支援が行われています。
学習サポートと学生間交流:近畿大学通信教育部
近畿大学通信教育部では、学習サポートや学生間交流の場を提供するため、WEB学習質疑や学習相談会、巡回相談会や学習センターが設けられています。これらについて詳しく見ていきましょう。
近畿大学通信教育部:WEB学習質疑と学習相談会
WEB学習質疑は、学習中に生じた疑問をオンライン上で講師に直接質問することができるサービスです。これにより、自宅や学習センターなど、どこからでも気軽に質問することが可能になっています。また、学習相談会では、専任のスタッフが学習計画の立案や学習方法のアドバイスを行います。これにより、個々の学習スタイルに合わせた最適な学習方法を見つけることができます。
近畿大学通信教育部:巡回相談会と学習センターの役割
巡回相談会は、全国各地で開催され、学習に関する相談や情報交換の場として利用されています。学習計画の立案から、学習方法のアドバイス、学生生活に関する相談まで、幅広いテーマで話し合うことが可能です。また、学習センターでは、学習環境の提供はもちろん、学習相談や情報提供、各種手続きのサポートなど、学生の学習生活を全面的にサポートしています。
近畿大学通信教育部の評価と口コミ
通信教育の選択においては、既存の学生や卒業生の意見は重要な参考情報となります。以下では、近畿大学通信教育部の学生や卒業生からの評価と口コミについて詳しく解説します。
近畿大学通信教育部:学生の評価と口コミ
近畿大学通信教育部の学生からは、その柔軟性と高度な学習サポートに対する高い評価が寄せられています。自宅や職場での学習が可能なこと、また必要に応じて学習サポートを受けられることが、多忙な大人の学生にとって大きな利点となっています。
また、教材の充実度や専門科目の多様性についても高い評価を受けています。それぞれの学生が自分の興味やキャリア目標に合わせた専門知識を深められることは、その魅力の一つと言えます。
近畿大学通信教育部:卒業生の体験談と進路情報
近畿大学通信教育部の卒業生は、自身のキャリアアップやスキルアップに大きく寄与したと評価しています。その柔軟な学習スタイルと専門知識の獲得が、職場での昇進や転職成功につながったとの声も多く聞かれます。
また、大学で学んだ専門知識を活かして、起業したり新たな事業を開始したりした卒業生もいます。その他、学位を持つことで、教職や公務員などの特定の職種への道が開かれたという声もあります。
ただし、各学生や卒業生の体験談は、その個々の状況や背景に大きく影響されます。最適な通信教育の選択には、自身の目標や状況をしっかりと把握し、可能な限り多くの情報を参考にすることが重要です。
まとめ:近大通信教育とスクーリングについての包括的な視点
本記事を通じて、近畿大学の通信教育制度やそのスクーリングシステムについて詳細に説明しました。一言で表すと、近畿大学の通信教育は、多種多様な生活スタイルや学習スタイルを持つ人々が、自分のペースで学び続けることができる制度です。スクーリングはその一部であり、対面での学習機会を提供し、教授陣との交流や学生同士のコミュニケーションを可能にしています。
また、独自の学習支援システムや科目の取り組み方、奨学金制度など、学生の学習をサポートするための様々な施策があります。さらに、入学から卒業までの流れや試験の手続き、学費についても詳しく解説しました。
しかし、通信教育にも一部課題点が存在します。特に、自己管理能力や計画性が求められ、一定の時間やリソースを確保しなければならない点には注意が必要です。また、教授陣との直接的な交流が少ないと感じる学生もいるかもしれません。しかし、それらの課題も自身の学習スタイルや目標に応じて克服できるものです。
近大通信教育は、自分の目標に向かって自分のペースで学びたい人、あるいは働きながらでも学位を得たいと考えている人にとって、非常に有効な選択肢です。また、スクーリングを通じて、新たな視野を広げる機会も得られます。この記事が、あなたが近畿大学通信教育の可能性を探る一助となれば幸いです。
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